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2009年5月

2009年5月 9日 (土)

富士に乗って九州へ その2(終)

前回の続き、ということで、熊本からの行程をご紹介。相変わらず、文章と画像のレイアウトが見苦しいですが、お許しを。さて、熊本電鉄・・・というより菊池電車という呼び方の方が似つかわしい?この路線(ステンレスの電車は、ともかくとして)、LRT化して熊本市電に乗り入れるという構想もあるようだが、経営状態が芳しくないことや、費用、接続ルートをどうするのか、などの諸問題や、熊電、自治体の思惑の違いなどもあってか、頓挫している模様。何より、地元住民にとって一番良い方法で話が進めばよいのだが。
先の路面区間をあとにして、国道3号のバス停まで出て、熊本城へ向かってみた。が、残念ながらもう時間切れで城内へ入ることは出来なかった。せめて一番良い角度から眺められないかと、ウロウロしている内にとっぷりと日も暮れてしまった。このごろはどこの町でもそうなのか、イルミネーションがきれいである。宿へ荷物を置いて身軽になってから、繁華街の下通近くの郷土料理のお店で夕食を取って、この日はお終い。09050901

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最終日となった次の日、基本的に帰るだけなのだが、少しだけ寄り道を予定した。まずは、まだ市電に乗っていなかったので、とりあえず交通局前まで行ってみたのだが、ウッカリしたことに、昨日熊電に乗るために立ち寄った上熊本に車庫機能を移転していたようで、こちらには2、3の側線があるだけだった。09050903 仕方が無いので、今来たところをすぐ反対側の電車で折り返す。

途中、今回は立ち寄れなかった模型店を電車からパチリ。白川沿いに建つ老舗模型店の日教社さんだ。以前ここへ来たのはもうあらかた30年近く前の子供の頃、家族旅行のついでに連れてきてもらって以来。そのときに買い与えてもらったKATOスニ40はもちろん現役である。ホームページを下見してきたが、その様子だと今もご盛業中のようで何より。09050904

そしてJR熊本駅へ着き、これで熊本とはお別れ。ただし、まっすぐ博多へは向かわずに、大牟田までの県境を一区間だけリレーつばめに乗る。

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そして大牟田からは初乗車の813系、準快速に乗り換え。福岡方面に近づくに従ってだんだんと日本海側気候になってきたのか、みるみる空が分厚い雲に覆われてきて、時折吹雪くことも。そんな中降り立ったのは、原田(はるだ)。ここで原田線・・・と言うよりは、筑豊本線の方が私的にはしっくりくるのだが・・・に20数分の待ち時間で乗り換え。(因みに、これを逃すと次は約5時間後という恐ろしいダイヤだった。)ダイヤどおりならば、この待ち時間の間に下りはやぶさを拝めるところ。やがて、同じ目的と思われる方々が三々五々集まって来られた。小雪がちらつく中、待っては見たものの、この日は雪の影響か遅れていたようで、残念ながらはやぶさは現れず、やがて桂川行のキハ31単行がやってきた。

こちらは、待っている間にやってきた「白いソニック」のかもめ。09050907

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キハ31に揺られて冷水峠を越えたい気もするが、今回はひと駅だけ乗って筑前山家(ちくぜんやまえ)で下車。ちょうど良い具合に雲が切れて日が差してきた。寄り道のお目当てはここにある。

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昨年ネットでたまたま、西鉄北九州市内線の路面電車と西鉄バス(かまぼこさん、と呼ばせて頂こう)をコツコツとレストアしながら保存されておられるのを知り、折角九州へ行くのならひと目見ておきたいと立ち寄ったのである。かまぼこさんの方は屋根の補修中なのかブルーシートが掛けられてはいたものの、路面電車の方は現役と見紛う美しい外観に仕上げられており、レストアに携わられた方々の苦労の結晶と言えるだろう。(なお、私が訪れた日は一般公開の日ではなかったのですが、保存会の方に一言断って写真を撮らせて頂きました。この場からではありますが、改めてお礼申し上げます。)

わずか20分あまりであったが、筑前山家を後にする。但し、JRは5時間来ない!ので、あらかじめネットで調べておいた西鉄バスの西鉄朝倉街道駅行に、山家駅前から乗車。わずか10分ほどだが、日本一のバス会社のドライブを堪能し、西鉄の急行に乗り換えて福岡の天神へとたどり着いた。後はお昼を取ってひたすら家を目指すのみ。余裕があれば日本一の天神バスターミナルをゆっくり見学していきたかったが、時間的にも体力的にもそこまでのゆとりは無かった。ま、それはそれでよしとした。

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そして、シメはこれまた初乗車のひかりレールスター。昨年出かけた、あかつき・なは、島鉄南線の時の帰路には500系のぞみを選んで乗ったのだが、今回は、九州新幹線が全通すれば、山陽新幹線の花形の座を追われる運命と言われているレールスターを選んだ。何か、ついこの間までウエストひかりが走っていた気がするのだが、それも既に9年前までのこと。で、今度はレールスターが「さくら」に追われるということか。時代の流れの速いこと・・・
さあ、次は何に乗ってどこへ行こうか・・・

2009年5月 5日 (火)

富士に乗って九州へ

ついこの間のような、しかし気が付きゃ?ヶ月経ってしまったけれど、以前に 「寝台特急 富士 その1」の最後にチラッと書いた、富士お別れ乗車九州旅行の話をば。(画像と文章のレイアウトがうまく出来なくて、読みづらいと思いますが、悪しからず)

生まれてからというもの、ずっと近畿地方に住んでいるodori-koにとって、東京から九州ブルトレに乗る事はなかなか実行できるものではなく、それこそ、子供の頃からいつかは・・・と思っていたのと、自分の子供にも体験しておいて欲しかったので、最後の最後になってようやく実行した次第。

基本ケチケチ旅行なのだけれど、日程の制約上、往きの東京までと九州からの帰りは鈍行やツアーバス、というわけにもいかず、新幹線を利用。めったに行かない東京ではとりあえず、これまた何年ぶりだか分からないくらいご無沙汰してしまっていた親戚宅への訪問を組み込んだので、鉄博へ行くとか、有名模型店へ行くとかは一切無しで、はやぶさ・富士の待つ夕方の東京駅へと。まだこの時は最終日までずいぶん日があるにもかかわらず、入線済みのホームの先端は黒山の人だかりで、こんな写真しか撮れなかった。09090501

09090502 しかし、乗ってしまえばおなじみの空間(B開放)でほっとした。発車後はすぐに弁当を広げて夕食を済ませ、「探検」に出かけなくてはならない。(自身が子供の頃もそうだったように)もっとも今の私は、模型化するにはどこを押さえていないといけないか、ということについ気がいってしまうが。そして、12両の客車を一通り見て回って、やっと落ち着いてくつろぐ・・・「富士」で富士駅に停車する体験も最初で最後だなとか、しかし、そんなことはお構い無しに列車はダイヤ通り走り続ける。やがて、することが無くなったら横になって寝る。子連れゆえ少々狭いが、座席よりははるかに楽ちんである。だいぶうとうとしていたのか、目が覚めるとうまい具合に大阪近辺であった。もちろん真夜中ではあるが、地元を通過するのと、上りのはやぶさ・富士との離合をこの目で見ておきたかったので、しばらく起きておく。やがて、おそらく定刻に無事に上りとすれ違った。

 動画(14秒、MP1ファイル2.5M) 

次に目覚めたのはもう山口県内だったかで、起き出して身支度を整えて、持ち込んでいた朝ごはんを済ませる。こういう時に、食堂車があった頃は良かったよなと思う。天気はまずまずで、次の「イベント」にもちょうど良い。「イベント」とはもちろん、機関車の付け替えである。予想はしていたが、こちらも黒山の人だかりで、関係者の緊張感も伝わってくる。とにかく、トラブルや事故を起こさないように細心の注意を払いつつカメラを構えた。

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イベントが済むと、あとは景色を楽しみつつ寝台列車の乗り心地を味わう。

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やがて、終着の大分へとたどり着く。時間にして17時間、しかしその時間はそれほど苦痛ということはなく、ゆったりと過ごせる乗り物・・・であったのだが、今の時代にこのゆとりを残しておく余裕は無いのかと思うと、なんとも残念。

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折角九州へやってきたので、このままとんぼ返りせずに、九州横断特急に乗り込み久しぶりに阿蘇を眺めつつ、熊本へ抜けた。

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熊本に着いてまだ陽があったので、上熊本へ向かい、未乗だった熊本電鉄に乗ってみた。ここには東急からやってきた青ガエルがまだ現役で頑張っている。因みに私はあとから付けた顔の方が好みかも。                                             

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青ガエルは北熊本までで、御代志まで行くのには元都営地下鉄の6000系に乗り換え。お手製?のスカートがいかめしい。

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終点の御代志に着いたら特にすることがあるでなく、同じ電車で熊本側のもう一つの起点の藤崎宮前へ戻った。が、これでおしまいではなくて、熊本電鉄ではもうひとつ見ておきたいところがあった。場所は藤崎宮前のひと駅御代志寄りの黒髪町から約300m藤崎宮前方向へ戻った辺り。まずは次の動画をご覧頂きたい。

 動画(36秒、MP1ファイル6.1M) 

あたかも、20m級の大型の電車が路面を走行しているようなこの区間、ここを電車が走る光景を地面の側から見てみたかったのである。頭には、兵庫~長田の併用軌道上を走っていた山陽電車を思い浮かべながら。(つづく)

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